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パルマイメージ  パルマと言ったら、生ハムのおいしい街そして、あのパルメジャーノ・レッジャーノ・チーズの発祥地として知られる街だ。
 しかし、日本ではあまり有名ではないが、ここではアンテラーミのデザインした洗礼堂(左写真)と大聖堂にある、コッレッジオのクーポラのフレスコ画をお勧めしたい。
 そしてもう一つ、予約しなければ見れないがピロッタ宮殿の中にあるファルネーゼ劇場を。ここは、今では一般的になりどこの劇場もこのデザインだが、始めて造られた額縁型劇場なのである。しかも、16世紀には珍しい木造である。
 観光には半日もあれば、見られる。しかし、パルマのおいしい料理を食べたければ、1泊してリストランテでゆっくりどうぞ。
洗礼堂
洗礼堂クーポラの壁画
ピロッタ宮殿
ピロッタ宮殿
レージョ劇場
レージョ劇場

ロケーション

 イタリアの北部、エミリア・ロマーニャ州の西部に位置する。この州のパルマ県の県都である。ミラノからボローニャ・フィレンツェをつなぐ国鉄の幹線上にある。
 街はパルマ川が南北に走り、その右側には大聖堂を始め主な施設が集まっている。イタリアではどの街もそうだが、ここも駅の近くは寂れていて、大聖堂の付近が発展している。市民の殆どが市内を職場にしているためであろう。
標高:52m
人口:168,905人
パルマの位置
パルマの位置
主な見どころ
ピロッタ宮殿 最初に紹介したいのは、ファルネーゼ家の時代に造られたピロッタ宮殿。ここにはボドーニ美術館、国立考古学博物館、それにファルネーゼ劇場がある。
 また、大聖堂のクーポラにはルネサンス後期の画家コッレッジオの描いたフレスコ画がある。これは「聖母被昇天」で下からの視線に対しリアルな描写を試みた興味深い絵である。その横にある洗礼堂は12世紀ベネデット・アンテラーミによって造られたもので外観と内部の意匠のコントラストが意外な建物である。他にマリー・ルイーズ時代に造られたレージョ劇場、マドンナ・デッラ・ステッカータ教会がある。
 もし季節のよいときに訪れるなら、いかにもイタリアらしいガリバルディ広場のオープンカフェで、生ハムのランチを食べてみるのもよいかも。

洗礼堂
ステッカータ教会
レージョ劇場
大聖堂と洗礼堂
ステッカータ教会
レージョ劇場
パルマ市中心街
パルマの地図
パーチェ広場
ピロッタ宮殿前のパーチェ広場
料理とワインとホテル
ワイン
 エミリア・ロマーニャ州のD.O.C.Gワインは、白ワインの「アルバーナ・ディ・ロマーニャ」がある。フォルリ、ラヴェンナ、ボローニャ県で作られている。辛口、中甘口、甘口などの種類がある。これは古くから知られたワインで、古代にも、ラヴェンナに墓のあるあのガッラ・プラキディアが愛飲したと言われている。その色調は「黄金より美しい」とさえ言われてきたと言う。
 赤ワインは、「サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ(D.O.C)」がある。フォルリ県、ラヴェンナ県、ボローニャ県などで、サンジョヴェーゼというぶどう品種を主に使用して作られる。さっぱりした肉料理に合う。また熟成させたタイプは、焼肉等にも合う。
 「ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェートロ」モデナ県のカステルヴェートロを中心としてボローニャの西南でも生産されている。ランブルスコ・グラスパロッサ種のぶどうを主な原料として作られる。さっぱりした肉や煮込んだ肉料理等に向く。
 また、パルマ産のD.O.Cワインは、白は「マルヴァジア・コッリ・ディ・パルマ」と「ソーヴィニヨン・コッリ・ディ・パルマ」というワインがある。マルヴァジア、ソーヴィニヨンとはぶどう品種の名。
 赤は、単に「コッリ・ディ・パルマ」という名のワインがある。
 
料理
 イタリアの食はパルマにあると言う人もいるくらい料理はおいしい。まず、パルマの特産品は、クラテッロ・ソーセージ、ランギラーノ・ハム、フェリーノ・サレミなどがある。
 料理は、
ニョッコ・フリット」小麦粉と牛乳のパスタを揚げてコールドミートを添える。
クロゼッティ」玉子のパスタをプレスして円盤状にしたもの。
神父の帽子」豚足の足先の部分に香草で味付けしたもの、などがある。
 
ホテル

 4星ホテルにスターホテル・デュ・パーク、パレス・ホテル・マリア・ルイージア、パークホテル・トスカニーニ、パークホテル・シュテンダールなど。
 3星ホテルは、ブットン、ホテル・プリンチペ、トリノ、ホテル・アストリア・エグゼクティブ、ダニエル、などがある。

ホテル


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