サンジミニャーノの紹介 |
 ベッチのアーチ
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サンジミニャーノは、フィレンツェのあるトスカーナ州、シエナ県の小さな町です。
しかし、中世に造られた塔が14本も立つ町として有名です。
古来、交通の要衝にあったため、栄えた町で、9世紀から12世紀にかけて大いに発展しました。その頃、その富みの象徴として争って建てられた塔の数は70以上もあったといいます。
その後、町は急激に衰退したため中世ルネッサンス時代の建物が多く残り、その石造りの町の風情は、全体が一つの石の芸術を見るようであります。 |
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ロケーション |
フィレンツェのあるトスカーナ州のシエナ県にある。ランチジェーナ街道がピサーナ街道と合流する地点にできた町。
近くの街フィレンツェから行くには、鉄道とバスを使う方法と長距離バスで行く方法があるが、どちらにしても途中で乗り換える必要があり、それほど便利ではない。詳しくは「交通
」を。
なお、城壁内は一般の車両の交通は禁じられている。
但し、旅行者がホテルに車で乗り付けたいときは予め許可を取れば許される。レンタカーで行きたい人は要注意。
また、城壁の外に駐車場は用意されているが、シーズン中は満杯になってしまうらしいので、早めに出るなどの工夫が必要であろう。
標高:324m
人口:6,956人
郵便番号:53037
電話:0577 |
サンジミニャーノの位
置
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主な見どころ |
サンジミニャーノの最大の見どころは、町全体である。
サン・ジョバンニ門から城壁内の町に入ると、そこはどこを見てもルネッサンス時代の石の建造物で、中世の町に迷いこんだような錯覚に陥る。
歩いてもたいしてかからない町なので、ぜひ、ゆっくりと町そのものを見物することをお勧めする。
また、町が高台に造られているので、ここからの見晴しは素晴らしい。なだらかに広がるトスカーナの平原が遠くまで見渡せる。
城塞の見張り台や今も14本残っている塔に登って、その眺望を楽しむのもいい。
●カーニバル 仮装行列があり。
6月後半〜8月 オペラ公演、クラシック音楽のコンサート、演劇の上演などがある。
詳しくは「見どころ」を参照 「見どころ」を見る |



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料理とワインとホテル |
サンジミニャーノは、一般的トスカーナ料理がメイン。
ワインは、同じく、トスカーナで造られるワインが色々あるので、それらが手に入る。
代表的なトスカーナのワインといえば、「キアンティ・クラッシコ」(ガッロネッロ)、「ブルネッロ・ディ・モンンタルチーノ」
、「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」そしてサンジミニャーノの名の入った「ベルナッチャ・デ・サンジミニャーノ(白)」などがある。
他に、最近評判の「スーパー・タスカン」と言われるワインも、ここトスカーナ産のワインである。日本では手に入りにくいと言われているので、行った機会に探してみるのもいいかも。
「料理」を見る |
キアンティ・クラッシコ |
3星ホテルとして、「ラ・チステルナ・ホテル」「ホテル・ベル・ソッジョルノ」、「ホテル・ランティコ・ポッツォ」「ホテル・レオン・ビアンコ」「ホテル・ダ・グラツィアーノ」などがある。
「ホテル」を見る
ラ・チステルナ・ホテル
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サンジミニャーノの風景:写真とビデオで構成されています。ナレーションはありませんが落ち着いた映像でゆっくりと見ることができます。この街の雰囲気を良く伝えているので紹介します。3分41秒 |
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