サンタマリア・ヌオ−バ教会

サンタマリア・ヌオ−バ教会

 1080年に建てられたロマネスク様式の教会。ヴィテルボで最も古い教会のひとつである。
 ファサード左隅には聖トマス・アクイナスも説教をしたという説教壇がある。内部はバジリカ形式といわれる構造で、天井は15世紀にテンペラ画で描かれた羽目板で豪華に仕上げられている。
内部にある絵画は14〜15世紀のヴィテルボ絵画の一大コレクションとも言えるもので、「十字架上のキリスト」、「皮に描かれた13世紀の三幅対祭壇画」、バッレッタの「洗礼者聖ヨハネと十字架を背負うキリストの間の聖母子」などがある。