アカデミア美術館 Galleria dell'Accademia
カナル・グランデにかかるアカデミア橋のたもとにある美術館。1750年に美術学校がこの地に創立されたが、その後1797年にヴェネツィア共和国が崩壊した後、ナポレオン統治下の政府がその占領政策で閉鎖された信者会や教会等から集めた絵画を展示する場所として1807年にこの地に美術館を作った。 元サンタマリア・デッラ・カリタ修道院の建物群の中にある。入口になっているカナル・グランデ沿いの建物は元スクオーラ・グランデである。 イタリア王国として独立した後も寄贈や収集によって作品が集められヴェネツィア派の絵画の集大成の場所となって現在に至っている。 アカデミア橋を渡った前の広場の左側が美術館で正面は美術学校の入口である。