レース博物館

レース博物館
Scuola dei Merietti

 レース製品の島として有名なブラーノ島にあるレースの博物館。
 ブラーノ島は本島から9キロ離れた4つの島で構成された島。漁師達の建物がカラフルに塗られているので知られている。ムラーノ島と発音が似ているので間違いやすいが全然違う島である。
 ここでは16世紀に漁で使う網から派生して造り始められたレース編みが有名で博物館がある。
 レース博物館は、ゴシック様式のかっての行政長官舎の中にあり学校を兼ねている。この島で造られたレース(メルレットの歴史やその編み方、そして繊細な作品を見ることができる。
 建物内ではレース編みの実演も行われているし、手編みのレースも機械編みのレースも販売されている。しかし、手編みの方はかなり高価である。
 島へは、本島の北にあるファンダメンタ・ヌオーヴェから出ている「12」番のヴァポレットで行く。所要時間は約30分。

入場
 開 館:AM10:30〜PM5:30
 (冬季:AM10:00〜PM5:00)
 休 館:毎週月曜日、祝日
 入場料:8,000リラ(4ユーロ)
 島へは