サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会


サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ
教会
Santa Maria Gloriosa dei Frari

 フランチェスコ会修道士達によって1340〜1433年に建設されたレンガ造りのゴシック様式の教会。
 凸型で身廊部分は三角の上部を持つファサードは、そのすぐ下には大きなバラ窓が、左右の側廊部分にも丸窓が開けられている。ゴシック様式の建物である。
 内部には、14世紀から19世紀の総督や当時の有名人達の墓が多数ある。
 中央身廊の中心には1475年に作られた大理石の浮き彫り、そして象眼木細工の施されたひじ掛け椅子のある聖歌隊席が設けられている。
 また、有名なティツィアーノの傑作「聖母被昇天」や「カ・ペーザロのマドンナ」、ドナテッロ作の彩色された木彫作品「バッティスタ」などがある。
 サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会と並んでヴェネツィアを代表する教会である。