ムラーノ島
Murano
ヴェネツィアの北にあるガラス工芸で有名な島。昔、ガラス工芸の技術が外部にもれるのを恐れたヴェネツィア共和国がガラス職人をこの島に集め、外との接触を禁止した。そのときから現在までガラス職人はこの島に集中している。
島には多くのガラス製品のお店があり、ほんとに色々なガラス加工品が売られている。港近くの店ですぐ決めてしまわないで、ほんとに欲しい製品があるまで探した方がよい。店は沢山あり、商品も沢山ある。
また、島の奥にはガラス工芸博物館とサン・ピエトロ・マルティーレ教会がある。
ムラーノ島に行く ヴァポレットのコースは、本島の外側を循環する「41」「42」か、サンタ・ルチア駅前の駅「フェローヴィア」と「ローマ広場」から出て直接ムラーノ島に向う「61」「62」がある。
「41」「42」は各駅停車なので時間がかかる。駅前とかローマ広場から直接行くのであれば「61」「62」に乗っていくとよい。
もしヴェネツィアを歩き回った後に行くのであれば「41」「42」だ。ムラーノ島に一番近いヴァポレットの駅は、本島の北にある「ファンダメンタ・ヌオーヴェ」だ。ここから出ると、お墓の島サン・ミケーレ島を経てムラーノ島へ行く。
あるいは、「41」「42」に乗って島の外側をぐるっと廻ってみるのも面白い。ヴェネツィアが海に囲まれている島だと実感できる。