ソリアーノ・イメージ
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階段  ローマのあるラッツォ洲の北、ヴィテルボ県にある。 ローマ・ノルド線(私鉄ローマ・ヴィテルボ線)の駅のすぐ前にある山岳都市。
 イタリアには高台に作られた山岳都市はいくつもある。ひなびた趣がうれしいのだが交通の便が悪いところが多い。しかし、このソリアーノ・ネル・チミーノは駅のそば、そんな不便さも感じずにすむ。
 だが、小さい町だしこれといった観光名所などないので、それを期待して来るのは×。
 ここでは、広場のベンチに座って静かに時が過ぎていくのを見ていたい。そんな気にさせる静かな町だ。
一般情報
ロマーナ門
kyoukai
教会
ロマーナ門
民家の壁の絵
教会からの眺め
ロケーション

 ローマのあるラッツオ州の北、ヴィテルボ県の県庁所在地のヴィテルボから少し東に行ったところにある町。山の出っ張りに造られた町。
 ローマの北にあるポポロ広場から出るローマ・ヴィテルボ線というローカル線に乗って1時間20分くらいで着く。駅の名もソリアーノ・ネル・チミーノ。町は駅のすぐ前で坂を登っていけば、5分程でチェントロ広場に出る。
 ただ、気をつけてほしいのは、ローマ・ヴィテルボ線は電車区間と列車の区間があり、それぞれ走っている列車が違う。電車区間を走っているのは、地下鉄によく似た車両で、座席もプラスティック製だが、列車区間を走る車両は、木で出来た椅子が対面 型に据えられたクラシックなタイプ。乗り間違えると途中で終点になり、次の列車が来るのを長い時間待たなければならない。
標高:480m
人口:7,767人


ローマの位置
イタリアのソリアーノの位置
ソリアーノへの行き方

主な見どころ
 ソリアーノ・ネル・チミーノはどこにでもあるイタリアの小さな町である。それが小高い丘の上に作られているという点以外、他の町と違うところはないのだ。
 しかし、この町には、まさにイタリアがある。広場に集まってあちこちで話し合っている人達がいる、祭日の午後の一時。石の家に囲まれた細い路地を迷いながらと歩いていくと、そこには日本にはない別 な時間がゆっくりと流れているのが感じられる。
 ここには、有名な大聖堂もルネッサンス絵画や大きなフレスコ画がある美術館もない。霧に煙る風光明美な湖もない。わずかにラッツオ州の平原を見渡せる見晴し台があるくらいだ。
 それでも、もし、ひなびたイタリアの小さな町に行きたいと思うなら、このソリアーノ・ネル・チミーノを推薦しよう。美味しくて親切なカメリエーレのいる手頃な値段のレストランもある、このソリアーノの町を。
ソリアーノ・ネル・チミーノ市の地図
ソリアーノの地図
景色 景色
階段の上から
リストランテ
景色
ソリアーノから遠望

料理とワイン
 この町のホームページを見ると、いくつかの料理のレシピが紹介されている。おそらくこれがこの地方でよく作られる料理であろうと思われる。
 それは、「鉄を使ったニョッキ」「リコッタチーズのスパゲッティ」「ブロッコリーとボッレージのパンケーキ」「シュートリーヌ」という料理だ。
 「鉄を使ったニョッキ」は、傘の心棒を使って、2cmほどに切ったニョッキを潰すので、「鉄を使った」と言っているらしい。
 「リコッタチーズのスパゲッティ」は、砂糖とシナモンをまぜたリコッタチーズを茹でたスパゲッティにかけて食べるもの。
 「ブロッコリーとボーリッジのパンケーキ」は、茹でたブロッコリーとボーリッジ(ルリチシャ)の葉をパン粉に入れ、黄金色になるまで揚げたもの。
 「シュートリーヌ」は、塩水で溶いたパン粉をティースプーンですくって油の中に入れてよくあげる。それにチーズなどで香り付けをして食べるもの。
 チミーノ産で有名なものに栗がある。世界で最も大きく美味しい栗とイタリア人も自慢するカスターニャだ。
 このカスターニャを使ったドルチェはもちろんあるが、他にもこの栗の粉をまぜたパスタもある。
 だが、どのお店でも出すというわけではないらしく、私のいった店では残念ながらメニューになかった。
 ワインは、近くで作られる「エスト・エスト・エスト」という白ワインが有名。セミセッコ(少し辛口)の飲みやすいワインで値段も手頃。1本500〜600円くらいからある。

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