ドゥオモ付属美術館

ドゥオモ付属美術館

 写真右奥にあるアーチの建物の前を左に行くと入口がある。ここはかつてもっと大きいドゥオモを建築しようとして建て、中断されたものの一部が残っており、そこが現在ドゥオモの附属美術館となっている。
 この美術館にはドゥオモを飾っていた美術品が展示されている。
 G・ピサーノの「プラトン」の彫像。J・デッラ・クエルチャの「聖母子を排する聖アントニオ・アパーテ・アントニオ・カシーニ枢機卿」ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャの「荘厳の聖母」(これは有名)、ピエトロ・ロレンツェッティの「聖母マリアの誕生」などがある。
 シエナ派の絵画は、後期ゴシックの様式でルネサンス絵画のような自由な雰囲気はないが、荘厳な雰囲気を持っている。