ナヴォナ広場

ナヴォナ広場
Piazza navona

 ローマの中心にある回りを建物に囲まれた南北に細長い広場。
 この場所にはローマ時代、ドミティアヌス帝の競技場があった。その敷地内に同じ形で造られたのがこのナヴォナ広場である。広場北側のトル・サングイーニャ広場にそって建つ家々とサンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会の地下室にはその遺構がまだ残っている。
 17〜18世紀には貴族や聖職者達の祭りの行列やカーニバルの行列が度々行われた。
 広場には3つの噴水がある。北側が「ネプチューンの泉」で1575年に造られ、19世紀末に彫像で飾られた。真ん中は「大河の泉」でナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラ・プラタ川を表した寓居像で飾られている。作はジャン・ロレンツォ・ベルニーニ。南側は「モーロの泉」でこれも同じくベルニーニの作である。
 ローマはバロックの街、そしてそのバロックの雰囲気を最も良く味わえるのがこのナヴォナ広場だ。3つの噴水をゆっくりと見て歩き、噴水の縁に座って一時を味わえば、ローマに来ていることをしみじみと感じられることだろう。

交通
ローマのほぼ中央にあって、近くにトラムや地下鉄は走っていない。テルミニ方面から来るには、500人広場で64番のバスに乗りナヴォナ広場で降りると、サン・パンタレオ広場だ。そこを北に進めばナヴォナ広場の南の入口にでる。