スパーダ絵画館

 

スパーダ絵画館
Galleria Spada


 スパーダ美術館のあるカポディフェッロ・スパーダ館は、ベルナルディーノ・スパーダ枢機卿(1594〜1661年)の依頼でバルトロメオ・バロニーノのデザインが1549年より建設。そこにベルナルディーノとその孫のファブリツィオ(1643〜1717年)が集めた収集品が収められた。
 1926年に、この館は収蔵作品ごと国に買い上げられ、次の年から一般公開されるようになった。
 戦時中は一時閉鎖されたこともあったが、再開され、同時に展示内容も再編成された。
 現在は、豪華な家具調度品や彫刻と調和し、壁には何段にもわたってイタリアバロックを中心とした絵画が展示され、華麗である。
 主な収蔵作品は、ティツィアーノの「音楽家の肖像」、アルテミジア・ジェンティレスキ(女性初のプロ画家)の「聖母子」「聖チェチリア」、ヤン・ブリューゲルの「風車のある風景」など。

見学
入館料:一般 5.16ユーロ(ボッロミーニの遠近法建築見学も含む)
    学生 2.58ユーロ(正教師、18〜25歳の若者)
開館時間:8時30分‐19時30分(火曜日〜日曜日&祝日)
休館:休館
   1月1日、5月1日、12月25日は休み
住所:カポディフェッロ広場, 13 - 00186 ROMA
交通機関:市内バスは、46、56、62、64、30、116、70、81、87、492、628番などが通る。ちなみに64番はテルミニ〜ヴァティカン間
注)館内での写真・ビデオ撮影、飲食は禁止。