ボルゲーゼ美術館

 

ボルゲーゼ美術館
Museo e Galleria Borghese

 1608〜17年にかけてシピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿がフラミニオ・ポンツィオの設計に基づいて同名の公園内にあるボルゲーゼ小邸館内に建てさせたもので、18世紀末に新古典様式を基調として改築された。大規模な古代美術部門と絵画部門に分かれ、加えてバロック期と新古典様式の彫刻の貴重なコレクションがある。
 ボルゲーゼ博物館は1608年シピオーネ枢機卿のコレクションに昔のサン・ピエトロ寺院からもたらされた古代作品が加わって構成されている。しかし、今日この博物館内にあるのはそのコレクションの一部で、大半はナポレオンの時代にフランスに寄贈され、現在のルーブル美術館に納まっている。
ここに飾られている主な絵画は、クラナッハ、ブロンティーノ、ティツィアーノの「聖愛と俗愛」、ヴェロネーゼの「洗礼者ヨハネの説教」コレッジオの「ダナエ」などがある。

交通

 見学
平日:9時〜14時
日曜:9時〜13時
休館:月曜