ドゥオモ
ドゥオモ
ドゥオモ
Duomo

 5世紀の初めにネオーネ司教により造られアナスタシスに奉納された5つの身廊のある古いカテドラルがあった。 城壁内に初めて建てられた大きな教会で、ローマ帝国の首都がミラノからラヴェンナに移されたときクラッセからラヴェンナに司教を移すかふさわしい大聖堂を建てるかが検討され、その結果 ウルシアーナ聖堂が9世紀から10世紀にかけて建てられた。
 ドゥオモはその後1734年、上記の聖堂の跡地に、リミニの建築家ジャンフランチェスコ・ブオナミーチによって建てられた。バロック様式の聖堂である。 3つの身廊と12本の柱のあるラテン十字になっていて、中には17・18世紀の彫刻、フレスコ画、絵画などがある。クーポラは最初8角形で造られていたが、後に円形のものに作り替えられた。
 最初のオリジナルの聖堂時代のものは何本かの柱が残っているだけである。また正面 左側に立っている鐘楼は、3つの違う時代に造られた建物。また、19世紀に発見された地下礼拝堂があり、これは10世紀頃の古いものである。