
ピロッタ宮殿
16世紀に当時の当主であるファルネーゼ家によって建てられた宮殿。1583〜11622年にかけて建造された。中庭で遊んだ「ペロータ」という球技に因んでこの名がついた。今なお未完成だという。
内部には、国立考古学博物館、ファイネーゼ劇場、国立絵画館、宮殿付属図書館がある。
国立考古学博物館
1760年、ブルボン家のフィリッポ1世が同じ年に行われたヴェレイアの発掘調査に伴って設立された。イタリアでは最古の考古学資料館の一つだといわれている。西エミリアで行われている発掘調査の発見物が今でもここに集まってくる。
2階の展示室では、ファルネーゼ家とゴンザーガ家の彫刻コレクションの一部が陳列されている。
見学・平日:9時〜14時
日曜・祭日:9時〜13時
月曜休館
入場料:2ユーロ
国立絵画館
15世紀から18世紀のパルマの絵画が収集されている。特にパルマで活躍したコッレッジオの絵画が何点かあるのが一見に値する。
見学・平日:9時〜14時
日曜・祭日:9時〜13時
月曜休館
入場料:6ユーロ
ファルネーゼ劇場
建物の中庭に建てられている劇場。1617年〜18年に建造された。ファルネーゼ家に嫁いでくるメディチ家の王妃のために造られた。時間がなかったので木造で造られたといわれている。しかし、その内装は素晴らしく、使われなくなった現在も人々の目を楽しませている。また、この劇場は初めて造られた額縁型劇場としても有名である。
見学
入場料:2ユーロ
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