ミラノとボローニャを結ぶ幹線の中程に立地するパルマの駅。
　イタリアによくある典型的な構造をしている。真中の建物に駅員のつめる事務室やバール、切符売り場がある。
　これもまた、イタリアでよくある形だが、街の中心部は駅周辺にはなく、ピロッタ宮殿までは5百メートルほど、ドゥオモまでは9百メートル弱離れている。ドゥオモに近付くに従って店の数も増え、その周辺からガリバルディ広場メッゾ橋あたりが最も賑わっている。
　駅周辺は店も少なく極めて静かである。ロータリーの中心の教会広場にはヴィットリオ7世の銅像が立っている。