モーロの塔
ドゥオモ通りを進み街を東西に走るメインストリートカヴール大通りに突き当ったところにある塔。「市民の塔」とも呼ばれる14世紀に建てられたもの。中世の建築の上に1316年にポポロ館のために鋳造された24の職能組合のシンボルを施す鐘がぶら下がっている。 隣のセッテ館は1300年頃に作られた。コムーネ統治時代の選挙で選ばれた職能組合を代表する役人シニョーリ・セッテ(7人の行政官)の本部として建てられたもので、13世紀に修復と一部改装が行われた。ここに多目的文化センターが設けられる予定である。
塔の入口