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フィレンツェ・サンタマリア・ノヴェッラ駅紹介
フィレンツェ・サンタマリア・ノヴェッラ駅
 フィレンツェは南はローマ、北はボローニャ、ヴェネチア、ミラノ等の主要都市を結ぶ位置にある。言ってみれば中間に位置する駅なのだが、図で見るように終着駅の形をしている。
  ローマから来た列車は、このホームに入り、又同じ方向へ出て、ボローニャへと向かう。それがイタリアスタイルなのだ。
 駅の付近は右図のようになっている。駅の東側にある階段を下るとウニタイタリアーナ広場あたりに出る。駅の周りは道路で囲まれていて横断歩道はない。交通量もあるので地下道をくぐった方が安全だ。
 駅構内は見ての通り、それほど複雑ではない。駅に入ると片側にずらりとホームが並び、反対側には待合室や切符売り場、観光案内所と列車の案内所、それにバールなどが並んでいる。切符売り場は真中にあるガラス戸の中にある。
フィレンツェ駅付近図

フィレンツェ・サンタママリア・ノヴェッラ駅平面図
フィレンツェ駅図面

 

 インフォメーションは2つあり、列車と観光に別れている。観光案内所は一組しか中には入れない。中の人が終わって出てくるまで、待たねばならない。係の人は英語が通じるし、親切。だが、何を聞きたいのかは事前に整理して要領よく話すようにしよう。相手に通じないのは自分の英語力のせいではなく、何を聞きたいのか自分でもはっきりしていないこともある。
 フィレンツェの市内地図もここにあるが、有料だったような気がする。高くはない。
 市内バスは駅のサイド、両方から出ている。方角によって違うから、良く確認して乗ること。もちろん切符を買ってから乗る。
   切符売り場の窓口はもちろん英語も通じる。ただし中にいるのはイタリア人なのでイタリアなまりの英語である。聞き取りにくいこともある。だが彼等の日常語ではないのであまり語彙が多くなく、話す内容は分かりやすい。
 列車に乗るときは切符を日付印字機に通してから乗る。改札がないので切符を持っていなくても容易に乗れてしまうし、乗車券には日付は記入されていないので印字機を通して始めてその日に使う切符となるのである。
 列車はベルもならずに発車する。早めに乗っておくように。

フィレンツェ駅内部 フィレンツェ駅待合室 列車案内所 観光案内所
駅構内(左手前は薬局)
駅構内
(左が切符売り場で右は待合室)
列車案内所
観光案内所

フィレンツェ駅外観 
フィレンツェ駅外観