マリノ・マリーニ美術館

マリノ・マリーニ美術館
Museo Marino Marini

 9世紀に造られ、15世紀にレオン・バッティスタ・アルベルティによって改築されたサン・パンクラツィオ教会内に1988年から展示されているマリノ・マリーニの彫刻の美術館。
  彼は1901年にフィレンツェ近郊のピストイアで生まれ(1980年死去)、フィレンツェで美術を学んだ。ドイツゴシックとエトルリアや古代地中海の彫刻に影響を受けた作品を数多く製作した。この美術館には彼の作品が179点収蔵されている。明るく広々とした空間に作品は展示されている。
 彼の簡潔で力強い作品に触れると、中世の芸術とはまた違う印象を受け、新鮮に感じられるのではないか。