大聖堂付属美術館

大聖堂付属美術館

 1891年ドゥオモ広場9番地に設立された。
 この美術館には14世紀および15世紀のフィレンツェの彫刻の重要な作品が所蔵されている。
 特に、洗礼堂、大聖堂、ジョットの鐘楼から移転、保管されているオリジナルの作品が素晴らしい。
 旧ファサードの間には、1587年に解体した元のファサードに飾ってあった彫刻が展示されているが、これらは主にアルノルフォ・ディ・カンビオの作品である。
 2階にはミケランジェロの未完のピエタ(1550〜53年)が飾られている。
 ブルネッレスキ生誕600年を記念して新たに作られた部屋には、ブルネッレスキのデスマスク、大聖堂ドームやランタンの木製モデルがあり、クーポラを建造するのに使われた工事用道具や装置なども展示されている。
 また、ロレンツォ・ギベルティが製作したサン・ジョヴェンニ洗礼堂の扉の彫刻は現在この美術館に展示されていて、洗礼堂にはコピーが取り付けられている。

見学
9時〜19時30分、冬季は〜17時30分まで
日曜休館