アッカデミア美術館
Galleria dell' Accademia
ドゥオモ広場の北には北上する4本の道がある。その右から2本目リカーゾリ通 りを北に進むと、1分程で右手に見えてくる。但し、入口は小さく地味なので、見落とさないように。朝一番に行くと多分人が並んでいると思う。
リカーゾリ通り60番地
1862年、当時美術学校だった建物の中に、シニョリーア広場に置いてあったミケランジェロのダヴィデ像を収納したのが始まりである。
入口を入ると、まっすぐ奥に延びる廊下の右側にミケランジェロの未完の奴隷像が4体飾られている。そしてその突き当たりT字型になった建物の中央、クーポラの下にダヴィデ像が飾られている。
その他にも「フィレンツェの部屋」と呼ばれる部屋にルネッサンス期の絵画が飾られている。また、出口近くの部屋「バルトリーニ石膏塑像陳列室」に19世紀のロレンツォ・バルトーニとルイージ・パンパローニの製作した多数の石膏塑像と一緒に当時の美術学校の生徒の作品が飾られている。派手さはないが、色々の表情をした塑像達が密やかに何かを語ってくれる。
奴隷像
■美術館の開館時間
●火〜日曜日:8時15分〜午後6時50分
●休館日:月曜日
入場料:6ユーロ
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