サンタ・トリニタ教会
ブランドショップが軒を並べているので有名なトルナブオーニ通りのフェラガモ本店の斜め前にある教会。すぐそばにアルノ川にかかるサンタ・トリニタ橋がある。
11世紀後半に最初に作られ、その後14世紀にネーリ・ディ・フィオラヴァンティによってゴシック風の建物に改築された。教会の名称は「聖三位
一体教会」というような意味。
内部はアーチを支える列柱で3廊に分かれ、天井は交差ヴォールト式。全体に荘厳な雰囲気をただよわせている。
主祭壇の右手の礼拝堂、サッセッティ家礼拝堂にサン・フランチェスコの生涯を描いたフレスコ画がある。作者はドメニコ・ギルランダイオ。
主祭壇の左の第2礼拝堂に大理石でできたフィエーゾレの大司教ベノッツォ・フェデリーキの墓碑がある。その墓碑を飾る釉薬をかけて焼いた美しいテラコッタ製の飾り帯板は1454年ルカ・デッラ・ロッビアによって製作されたものだ。
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