サンタ・リパラータ教会


ドゥオモとリパラータ教会の位置関係
(オレンジ色の伽藍がリパラータ教会)

サンタ・リパラータ教会

 1375年に取り壊されたフィレンツェの元大聖堂の跡。
  現在のドゥオモである「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の入口付近地下にある。
 1966年の発掘調査によって明らかになった遺跡。これにより、旧大聖堂が後陣を持ち三廊式の構造をしていたことが確認できた。
  また、その壁には塗込められた古代ローマ時代の住宅跡や古代ロオーマ時代、初期キリスト教時代、中世初期の陶器、ガラス、金属、また8世紀から9世紀にかけての建物の仕切り壁の一部を見ることができる。
 また、現在の大聖堂のクーポラを設計したフィリッポ・ブルネッレスキの墓もこの中にある。
 この教会を見るには、ドゥオモに入ってすぐ右に下に降りる階段がある。 降りたところは売店になっている。さらに遺跡を見るのは有料。
5,000リラ。


ブルネッレスキの墓