ネプチューンの像
シニョリーア広場にある大理石の像。 ネプチューンは、ローマ神話の海の神である。ギリシャ神話ではトロイをやぶったオデッセウスがこの海神(ポセイドン)の怒りをかい、故郷のイサカに帰るのに10年もかかった。 ルネッサンスの時代は急激に勢力を伸ばした商人貴族たちが自分達の欲望を正当化するために、ローマの文化を復権した。この像もその一連の動向の産物である。