聖マルチェッリーノ・ピエトロ教会

聖マルチェッリーノ・ピエトロ教会

 メインストリートを挟んでドゥオモの反対側(西側)にある。ポンチェッリ通りとF・カッヴァロッティ通りの角にある教会。
 ファサードは白い大理石で作られたバロック風の建物だ。
 ローマ時代、皇帝ディオクレティアヌスはキリスト教徒を迫害、キリスト教徒であると言うだけで捕らえていた。
 敬けんなキリスト教徒であったマルチェリーノとピエトロも牢屋に入れられたが奇跡を行い、牢屋の守衛の家族を助けたので獄中のキリスト教徒は解放された。
 しかし、二人は獄中に残り布教を行った。ついに森の中で斬首刑に処された(A.D.303年)。後に二人は聖人に遇されたという。
 この教会がその二人に捧げられたものなのかはまだはっきりしていない。