ガリバルディの銅像

ガリバルディの銅像(駅前)

 ガリバルディは19世紀、多くの国に分断されていたイタリアを統一するために赤シャツ隊と称された義勇兵を率い、南イタリアでゲリラ戦を戦った英雄。これは彼の銅像である。
 一時、陰謀のかどで追及され南米に亡命、かの地でゲリラ戦術を習得した。帰国後も、革命運動を続けたが再び敗北し、今度はアメリカに亡命した。
 再度帰国したガリバルディーはオーストリアに対する独立戦争に参加。 1860年、義勇兵の赤シャツ1000人隊を率い、フランスのブルボン朝支配下であった両シチリア王国のシチリア島に上陸し、これを平定、その後ナポリに渡り完全に両シチリア王国を平定した。
 ガリバルディは南イタリアを無償でサルディニア王国のヴィットーリオ・エマヌエーレ2世に献上し、これによってイタリア半島はサルディニア王国によって統一されることとなった。
 彼の行為はイタリア人の誇りであり、イタリア全土に彼の銅像がある。1807年に生まれ1882年に没。