大聖堂(ドゥオーモ)

大聖堂(ドゥオーモ)

 白と朱鷺色の大理石で造られた美しいファサードを持つ、最も代表的なロンバルディア様式の建築。12世紀に建設され、13〜14世紀には翼廊が追加された。ファサードには2層の小開廊があり、その間に聖母子増等の彫像を飾った小ロッジアのような装飾がある。像の作者はマルコ・ロマーノ。そして1274年に造られた大きなバラ窓がその上に輝いている。
 内部は、三廊式で列柱によって分けられている。中央身廊部と後陣内には「キリストと聖母の生涯」のフレスコ画が描かれている。この絵は複数のロンバルディア・ヴェネチア派の画家によって描かれている。
小さな街には不釣り合いな感じすらする雄大華麗な大聖堂である。

参観
平日=7:00〜12:00 15:30〜19:00
日・祭=7:00〜13:00 15:30〜19:00
(冬期=午後は15:00から開場)
入場は無料