マンジャの塔とプブリーコ宮殿

マンジャの塔とプブリーコ宮殿
(市庁舎)

 カンポ広場に面して建つゴシック様式の堂々たる宮殿。広場に形に合わせて少し彎曲して建てられている。13世紀末から14世紀前半にかけて造られた。
 1階は石造り、2階以上はレンガで造られているのが特長。1階はアーチ型の窓、2・3階はゴシック特有の3連の装飾窓の連なるデザインが美しい。屋上の狭間城壁は、ギベッリーニ狭間と言われる飾りで付けられているもの。
 左に建っているのは通称「マンジャの塔」と言われる物見の塔。高さは100m以上ある。ここに登るとシエナ市街全体のみならず美しいトスカーナの平野が見渡せる。時間のある方はぜひ。
 また、宮殿内には市立美術館がある。


プッブリーコ宮殿裏側


横から見たマンジアの塔